エンジニア日記

プロダクト開発をしてるアラサーエンジニア

「チーズはどこへ消えた?」を読みました。

どんな本?

「変化」に対してどう立ち向かうかを、ストーリ仕立てでサクサクと読み進められる本。
内容は、2匹のネズミと2人と小人が、日々迷路の中に存在しているチーズ(価値のあるもの)を求めて冒険する物語になっており、ある日突然ずっとそこにあると思っていた大きなチーズが消えたことから、単純な脳を持つ2匹のネズミと、感情や複雑な推理をしてしまう2人の小人がどのように感じ(ネズミに思いはないですが)、どのような行動をして、どのような結果になったのかが書かれた本です。

変化すること

この本の中の登場人物である2人の小人、ホーとヘムのホーは、「変化することの恐怖」に対する偏見を捨て、行動してみると案外面白いんだなということに気が付き、どんどん変化を受け入れ前進します。
一方ヘムは「ずっとここに居たんだから、もうここから動きたくはない」と変化することを拒絶する場面があります。
変化を受け入れたホーはどんどん新しい経験、景色を見て、新しい味のチーズを発見します。

私がこの本を読んで感じたことと吸収したいなと思ったことは「変化することの恐怖」に対する偏見を捨てる。ということです。
ヘムのようにコンフォートゾーンにずっと居るのは居心地が良いです。今思うと私自身もコンフォートゾーンに2,3年居たよなぁと思いながら読んでいました。 その時は新しいプロジェクトに移りたいという意向だけは伝えていたこともあり、現在は新しいプロジェクトで様々な経験を積ませてもらっています。
ですが今でも大きく変化することへ恐怖は感じてしまい、脳が一瞬尻込みをしてしまうことがあるので、まだ「変化を楽しむ」という境地まではいけていないのだと思います。
例えば、ランチに行く時はいつも行きつけの店ではなく、少し変わった店に入ってみるだったり、小さな変化を楽しむ習慣を付けた方がいいのかなとも思ったりしています。